長期の保存に耐え、高級感を出す上製本は、表紙の素材、身返しのバリエーションも多様になり、お客様のご要望にお応えしております。当社は、機械による製本はもちろんのこと手作業による仕上げ工程もあり、1冊、1冊真心をこめた製本づくりをいたしております。
名称
製本工程
基本的な製本工程説明
- 折り
- 付け合わせれた頁を順列が合うように折ります。
- 貼込(見返貼)
- 本文の前後の見返紙を貼ります。
- 丁 合
- 全頁を順に並べます。
- かがり
- 糸によって背の部分を縫っていきます。
- ならし
- 糸かがりによってふくらんだ背を平らにします。
- 1冊固め
- 1冊ずつ背中に糊を入れて背固めします。
- 三方断裁
- 三方向を断裁して仕上げ面をきれいに整えます。
- スピン入れ
- スピンが自動的に入ります。
- 丸出し
- 本の背に丸みを出します。
- バッキング
- 本の開きを良くするための加工です。
- 背貼り
- 強度を保つ本にするため、背に寒冷紗(ガーゼ)を入れます。
- 表紙付(くるみ)
- 本文に表紙をくるみます。
- プレス
- 表紙ののりを均一にするためプレスします。
- 検 品
- 1冊ずつ検品します。
表紙種類
ハードカバー
ボール紙をクロスや印刷済みの紙などでくるんで作る表紙です。
ビニール表紙
ビニールを加工してつくられた表紙です。
ビニール表紙も得意としておりますので、
是非、一度ご相談ください。